青森ロス

6月号の『中央公論』に「「がん死亡」衝撃の地域格差」という特集記事。

2次医療圏別の死亡率ワースト30が紹介されている。

第2のふるさと青森がほとんどの部位でトップ10入りしている。

ああ、ゆゆしきことかな。

 

先日、5年ぶりに青森を訪れた。

大切な人の結婚式。

青森には平気で魂を揺さぶってくる人たちがいる。

仲良し4人組。永遠の恋人。気遣いか染みついた人たち。

そのうちの一人が結婚した。

教室の窓からさびしそうに外を眺めていたかつての女子高生は

幸せいっぱいの笑顔を見せた。

青森空港を離陸した瞬間から青森ロスが始まった。

 

 

 

 閑話休題(小論文作成に関する覚書 No.1)

小論文指導をはじめてもう20年近くなるな。我流ではじめて、今でも我流。

著作はないので認知はされていない。

が、最近はわたしを専門家と思っている人もいるようだ。

思ってくれてありがたいが、専門家にはほど遠い。

ただ、この業界、「わたし、専門家です」と手を挙げればそれで通りそうだから、

まぁいいか、と思う。

 

最近は高等学校で小論文の指導をする機会が増えた。

高等学校で教えるとき、少し困ったことがある。

それは市販のテキストを学生皆が持っていること。

授業を受けながら市販テキストを繰っている。

‘’ 我流がバレる ‘’

そんなことはどうでもいいが、

立派な指導書が、その装丁の美しさと裏腹に中身が・・・。

模範文例がヒドい。

文章を書くことに熟れた人が書いているのはわかるが、

受験小論文として評価できる文例になっているのか、どうか。

わたしなどは、相変わらず思っている。

「不特定多数に向けたメッセージ。だから、考え得る評価基準を想定する。」

 

「究極!平凡な小論文」執筆宣言